ネット仲間のちょうみんさんと八ヶ岳に行ってきた。
ちょうみんさんとは雪山+テント泊+写真の付き合いが続いている。 諏訪湖SAで明け方待ち合わせ。茅野市の運動公園Pに車1台置いて美濃戸口へ向かう。天気予報では回復傾向だったが吹雪模様。一気にテンション下がる↓初日は稜線に上がるのは諦めて行者小屋までにする。 駐車料金1000円を払い、8時に出発。 美濃戸山荘から柳川南沢へ入る。トレースはばっちり。さすが八ヶ岳。土曜日は入山者が多い。しかし気温は昼でも−15℃以下。アウター着て、35kgの荷物背負って歩いても寒い(>_<)
樹林帯はトレースは残っているが開けている所(白河原)は風で消えてラッセル気味で疲れる。
行者小屋付近にはテントが10張りくらいあって賑やかだった。
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午後にテン場の管理人さんが来て一人1000円払う。行者小屋のトイレが使える様になっているのでその管理費も含まれているのだろう。 水場の場所もテントからすぐ近くで助かった。この時期でも水は豊富なのは驚き。
夜は多分−20℃以下だったんだろう。−22℃までOKなシュラフでも寒くて寝られず長い夜だった(T_T) |
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翌朝はうっすらと青空が見え始め、早いパーティーは文三郎に取り付いているのが見える。
私らは地蔵尾根へ・・・針葉樹林帯を抜けると岳樺帯へ・・・強風とガスで真っ白だが岳樺が霧氷で真っ白となっていて幻想的だ。
岳樺帯を過ぎるとすぐ森林限界になりハシゴが出てくる。しかし半分埋まっていて歩きにくい。上部はナイフリッジもあって緊張。 |
久しぶりにアイゼン+ピッケルの山を味わう。急斜面ではピックを雪面に突き刺しながら登った。一瞬阿弥陀岳が姿を現したが強風と急斜面で写真撮る余裕あんまりなし(^^;)
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しかし、そんな岩の尾根も長くは続かず1時間ちょっとで稜線に到着。(地蔵の頭)
ここには真新しいお地蔵さんが置いてある。
写真屋の我々はここでスタンバる。赤岳山頂は行ったことあるし。地蔵尾根から赤岳はもう20年も前の4月だったか・・・ |
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殆どの人は文三郎から赤岳に登り、この地蔵尾根を下る周遊コースを行く様子。ガイドさんに案内されているパーティーが結構多い。これも冬の八ヶ岳ならでは? |
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ここには1時間くらいいただろうか?フィルム1本撮った頃67のバッテリーが死んだので諦めて下山。登りより下りの方が楽だった。でもやっぱりハシゴがいやらしい(^^;) |
行者小屋に戻ると日差しも出てきて暖かさを感じる。どんどん山の雲が消えていったので中山展望台へ・・・ ここでは素晴らしい大パノラマが展開(^^)
さっきまで烈風の稜線いたのでここはポカポカと暖かかく感じる。実際は−10℃以下なんだが日差しがあるだけで大分違うもんだ(^^) ここでは飽きるほど写真を撮った。そろそろ帰りの時間を心配しないといけない。ちょうみんさんは大阪までだ。15:00頃にテントを撤収し、美濃戸口へ駆け下る。最後に白河原で快晴になった八ヶ岳を振り返る。また来るからね〜 (赤岳がまたおいで〜っと言っている様な?)
帰りは「もみの湯」(500円)に入って冷え切った体を暖めて生き返る!茶色く濁ったいいお湯であった。温泉を出た頃夕日に染まった八ヶ岳が綺麗だった。
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