この季節になったら
わたしのことを 想い出してください
わたしの顔が 想い出せなくなったら
あのときの情景を そっと 思い浮かべてください
いつも いつも で なくて いいのです
あとは 桜の花に まかせましょう
そして
わたしの分まで 天寿を 全うしてください
これが あなたへの わたしの願いです
その日がきたら
ふたたび 会えますから
だいじょうぶ
「 春永 (はるなが) 」
mikan 2008.4.28