寄り添って
花を 咲かせる
夏 が あり
離れても
地中で 時 待つ
冬 が ある
幾度目の
冬を越えたら
再び 寄り添いあうことが
できるだろう
ニッコウキスゲ の ように
輝く 夏の陽を 浴びて
あの時のように
「 暑い 」 と
本物の笑顔 で 笑いあいたい
見えずとも
根は つながっていると
見えずとも
大切に思うキモチに かわりは ないことを
冬 の 次には
春 が 来る
その事実
信じるのは
他の誰でもない
この 我 自身
その日のために 幾度もの冬を乗り越えて
「 ニッコウキスゲ 」
photo : 雨 飾
〜 Olympic year 2008 北京 に 〜
2008.8.9