上高地

坂巻温泉〜明神池往復(1999.03.13)

大正池にて・・・(1999.03.13撮影)

*写真は全てコンパクトカメラです

 3/13に上高地へ行ってきました。写真撮影と最近手に入れたスノーシューのお試しが目的です。この日は当初の天気予報を大きくはずれて快晴でした。今回はおあなさん、内藤さんと一緒です。二人はリバーサルフィルム初挑戦でした。
  おあなさんの写真     内藤さんの写真     ますむらの写真  
 朝2時に穂高の内藤さんを乗せて3時に波田町でおあなさんと合流。事前に内藤さんが予約しておいた(1日駐車のみ)坂巻温泉の駐車場に4時着。車の置き場は中ノ湯ゲート付近に路上で出来ないことはないらしいが不安があったので今回は坂巻温泉から歩くことにした。4:20頃坂巻温泉から国道158号を歩き出す。通年通行可になったので、トラックなどの往来が激しい。釜トンネルは電灯がついているがなま暖かく、霧がかかっている様な状態で気分が悪くなりそうだった。5:50頃大正池ホテル前着。何とか「朝焼けの穂高」に間に合う。ここで3人で三脚を立てて写真撮影。他にも6〜7人いる。気温はまだこの日の最低まで下がっていないらしく、どんどん下がる。日の出後、−12℃を記録。目の前の大正池は見る見る薄氷が出来ていく。ここ独特の靄も発生して写真の良い被写体となる。
大正池からは車道をはずれて遊歩道を歩くことにした。トレースは何本にも分かれている。XCスキーの跡が縦横に走っている。田代池付近で持ってきたスノーシューを履いてみるが雪が固く凍っているのであまり効果が感じられない。少しトレースをはずれて歩いてみると、なかなか歩きやすいが他の二人に比べてやたら歩く距離が伸びてしまった。次回は厳冬期の新雪やもっと後の春の山で使ってみよう・・・。  田代池では朝の靄の影響で霧氷も見られた。おあなさんの髪の毛も真っ白になっていた。
中ノ瀬園地付近の土手で休憩。穂高連峰を見ながら、軽い朝食。鴨がすかさず近寄ってきておねだりしてくる。全く警戒していない様子。パンを手に持って差し出すと指も一緒にかぶりつかれそうになる。11:30頃、河童橋着。冬季トイレを利用する。事前に安曇村役場に確認してあったが、冬季用のトイレが開放されていて便利。ただ場所を探すのに苦労したが・・・

 明神池までの道は自然探勝路の木道を行ったが、左右に分かれた板の上に雪が積もっていた。板がない部分の上にも雪があったので、踏み抜きしないように神経を使う。明神12:30頃着。穂高神社奥宮にお参りして嘉門次小屋前で昼食。3人で分担して持ち寄った材料で豚汁を作った。野菜関係はおあなさん、味噌とだしは内藤さん(味噌は内藤家自家製たそうでこれがとても美味しかった!!)私は肉係。3人位になると少し凝った食事が出来て楽しい。これからも山メシ、チャレンジしてみよう。食後は酒!!私は酒弱いので二口でいい気分になってしまった。あとは二人に任せよう・・・。

明神でのんびりしすぎて、再び河童橋に着いたのが15:30。ここからまだ2時間歩かねばならない。

穂高連峰は朝とはまた違った趣・・・。午後の斜光線で立体感があって迫力がある。

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ここからは何とか暗くなる前に駐車場に戻りたかったので、車道を行く。ケーブル類の地下埋設工事の関係で、重機が音を立てている。お仕事ご苦労様です。このため車道は除雪が行き届いてる。帝国ホテル付近で焼岳に日が沈んできた。

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大正池のダム付近では我々と同じように何回も穂高を振り返るようにして時折三脚をセットしているグループがいる。もう時間は17:00近い。後はただひたすら車道を下るだけ・・・。と言ってもこれがとても長く感じた。固いアスファルトの上を歩くのは疲れる。朝、登ってきたのにこんな所あったっけと言うような調子である。トンネルの数も多く感じる。坂巻温泉には18:00近くなってからようやく到着。おあなさん、内藤さんお疲れさまでした。この後、松本のファミリーレストランで本日の締めをした。3人ともよく水を飲む。サラダもよくおかわりした。この時の様子が3人とも同じだったので面白かった。

終わり

最後に撮った1枚・・・