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　３月１３日の上高地が、僕にとって初めてのリバーサルフィルムでの一眼レフカメラによる撮影初挑戦でした。画像は大正池からのぞむ穂高の山並みと、明神池に向かう途中の川の風景です。今までの山行では専らコンパクトカメラでの撮影でなかなか自分の思う様な写真が撮れず、いきづまりを感じていました。その為もあり今回の撮影にはどのような写真が撮れるのか期待していました。しかし撮影の前にリバーサルや一眼レフカメラに関する予備知識を収集したのは良いのですが、それがかえって仇となり、不安を抱きながらの撮影となりました。 大正池での撮影は、色々な設定が自分にはわからないので、開き直って思うままに撮影しました。その割には、自分の予想していたよりは良い出来の写真が出来たのではないかと思っています。カメラとフィルムのおかげだと思います。 リバーサルの発色の良さには自分の写真の腕が上がったのではないかと錯覚させるものがありました。 これに気を良くして、一眼レフカメラの購入をちらっと考えている自分です。写真素人の僕に親切に指導してくれ、惜しげも無くカメラを貸して下さった増村さんにはとても感謝しています。 　内藤　誠